今回の騒動を確実に乗り切ることができたら、もの凄い大波に乗れるんじゃないか
いやあ、銅相場上がっていますね
このご時世、疫病だのなんだのと、全世界が慌てふためくなかでも、虎視眈々とオノレの稼ぎに生きる方々がいらっしゃいます。実需があろうがなかろうが、そんなことは、知ったこっちゃない。オレの関心は、相場の上げ下げだと。オノレのリスクのもとで、利益を最大化するために、ポジションをとる。カネを突っ込んで、自分の売りたいとき、買いたいときに取引をする。資本主義経済に生きる以上、こうやっていくしかないんだ。そういうことですよね。
もう少し、毎度の与太話が続きます。
昨日、とある有名人のYoutubeを観て、非常に感銘を受けました。なにが凄いのかというと、とにかく「リアル」であるということに尽きると思います。ここ数年のメディアトレンドとして、"キュレーション"というキーワードがありました。良く言えば、「わかりやすいように編集する」ということでありますが、実際のところは、「情報をうまく切り貼りして、新たな意味や意向を付与する」ことが前提となっていたように思います。平たく言えば、テレビ局の偏向報道に使われる専門家のコメントですよね。真意と報道の内容に大幅な乖離が生まれるときがあります。
"リアル"ってなんだろう
彼の広告媒体としてのYoutubeには、それがないんですよね。当然、ご自分で編集からアップロードまでやってらっしゃるのでしょうから、他者のバイアスの影響はありません。それにしても、「胡散臭さ」が一切なく、好印象しか受けません。言うなれば、彼の"人間味"が遺憾なく発揮されている。声のトーン、顔の表情、家族との関係性、どれをとっても、負の側面を感じさせません。まあ、でも、実際にお会いしたことはないので、実物の彼が、どのようであるのかは、まったく知るよしもありません。ただ、スクリーンに映る彼は、これまで持て囃されていた当時のそれと、まったく違った印象を与えることに成功しています。
リンク:与沢翼さんの公式Youtube - 『でかい商流を完全否定「与沢の流儀:第37条」』
与太話は、まだ続きます。
この「リアル」から、なにを引き出したいのかというと、そうです。トランプさんですよね。劇場型政治を体現した男です。(日本にも、時の米国大統領に対して、ティアドロップ・プレスリー外交で媚びへつらった"名優"もおられますが、ラベルが違います。)個人的には、氏のファンです。なぜ、彼のことを好むのかというと、「世の中には、"真実"なんて存在しない!そんなもんは、どっかの学者やら政治家がつくるもんなんだよ」と明確に打ち出したからです。現在の人種差別問題に絡んだ暴動騒ぎをみていてもわかります。色んな人が、色んな"思惑"で蠢いています。
歴史はつくられるもの
かつての公民権運動にしても、90年代のロサンゼルス暴動にしても、それ以前に、なんらかの問題があって、国民の憤りがあって、なにかの弾みで、爆発した。それだけなんですよね。今、起きていることを、ひとつの事象として纏めることに意味はないし、"真実"なんていうものは、どこからでも借りることができるし、なんとでも言うことができる。大きな拡声器を持ったメディアなんかが、過去の美談やら悲劇をうまく"キュレーション"することで、歴史はつくられています。
そろそろ、本題に入りたいと思います。
かつて、『ポケットにブローニングを | 稀代の相場師、是川銀蔵について』という記事をポストしました。その中で、氏の境遇をまざまざと突きつけられ、筆者はこのように思いました。
時代は、少しずつ姿かたちを変えながらも、結局は、同じようなところに回帰するということです。それが、相場でもいいですし、時代に持て囃されるものでもいいですが、だいたい原点に戻ってくるわけです。人間のサガとでも言いましょうか。なんだかんだと新しい物事をつくっているようで、本質は人間の想像力なり、創造する力の域を出ることはないのでしょうね。
氏は、"稀代の相場師"と言われていますが、著作を拝見する限り、少なくとも"投機家"ではない。投資対象にきちんと対峙し、確固たる自信と信念、研究のもと、お金を突っ込むか、突っ込まないのかを決めている。そして、自分の利益を最大化するために、ありとあらゆる施策を講じるわけです。日本一の産金量を誇る、住友金属鉱山の菱刈鉱山への投資を行ったときも、過去のデータや歴史を参考にしつつも、そのときの時流やオノレの経験値をもとに、GOとされた。胆力も凄いが、本当に凄いのは、考える力です。
参考:住友金属鉱山|『菱刈鉱山のココがすごい!』
長くなるので、これ以上与太話はしません。ひとつ言えるのは、「今般のウィルス騒動を確実に乗り切ることができたら、もの凄い大波に乗れるんじゃないか」ということです。だけど、それを実現するには、誰よりも考えて、誰よりも早くアクションを起こさなければならない。難しいことですが、少しずつ着実に、成果を積み上げていきたいと考えています。
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