パナソニックのバッテリーに使われている銅箔

ブルームバーグに気になる記事が上がっていた。概要は下記の通り。

パナソニックは、電気自動車大手テスラのギガファクトリー内に生産ラインを、年末までに3つ増強することを決めていた。しかし、イーロン・マスクの求めるスピード感(利幅の期待できるマス向け車種の生産を急ぐ)にキャッチアップできず、計画を前倒しせざるを得ない状況に陥っている、そんなことであろうか。

"Tesla Gets Panasonic's Help With Ahead-of-Schedule Battery Plant" - Bloomberg

銅の生産材に携わる身としては、「え、そんなに生産間に合ってないの?生産ラインの稼働を急ぐってことは、必ずどこかのタイミングで、現行の生産にも逼迫するタイミングが出るって…ことだよね。日本電解さん、銅箔の供給間に合うの?」といったところが気になる。

2年ほど前の情報だと、韓国のLSエムトロン日本電解の2社がパナソニックの承認を得たことになっているけれど、実際の生産の割り振りは、いかがなものか。

スクラップ業界におきましては、特号銅線、ナゲットの相場が暴騰していますね